iFeatureの作成 ― パンチツール


 パンチツール用のiFeatureを作成します。

操作方法紹介動画

操作手順

パンチツール用のiFeatureはシートメタル環境で作成します。
シートメタルパーツを新規作成します。

  1. 基準面の作成をします。
    XZ平面に下図スケッチを作成します。
    スケッチ後、[面]コマンドで厚みを付けてください。

  2. iFeatureで利用するパラメータを作成します。
    [高さ]という名前のパラメータを作成してください。
    高さは[2.0mm]とします。

  3. iFeatureにするフィーチャの作成をします。
    先ほど作成した面上に、スケッチを作成します。
    面上の適当な場所に[点]を打ち、[固定]拘束を付けます。
    固定した点を中心として、[Thickness * 2 + 2.11]の中心点円を描きます。

    iFeatureの作成では、原点などの投影は利用できません。
    また[投影ループ]が作成されると、iFetureとして抽出できないので気を付けてください。
    [Thickness]はシートメタルの厚み、[2.21]はM2.6の穴の山径です。

  4. 作成した円を[高さ-Thickness]だけ押し出します。

  5. 作成したバーリングに[高さmm]のねじ穴を作成します。
    コマンドを実行し、[配置]を[同心円]に変更します。
    バーリングの平面を選択した後、エッジを選択します。
    ※設定は以下を参考にしてください。

    以上でバーリングのフィーチャが完成しました。

  6. iFeatureを作成します。
    [管理]タブから[iFeatureを抽出]をクリックします。

  7. タイプを[シートメタルパンチ穴iFeature]に変更し、ブラウザの[押し出し1]を選択します。

    [押し出し1]のすべてのフィーチャが選択され、[サイズパラメータ]と[位置ジオメトリ]が自動的に取り込まれます。

  8. [高さ]の範囲を[一覧]に変更すると、[値一覧:高さ]が表示されます。
    [1.5mm]と[1.8mm]を追加し[OK]をクリックします。

    [Thickness]はシートメタルの厚みを表すパラメータです。
    パンチツールを使用するシートメタルにも存在しているので、何も変更せずに残します。

  9. [保存]をクリックし、バーリングを保存します。
    [Catalog]フォルダの中にある[Punches]フォルダに[バーリング.ide]として保存します。

  10. [新規作成]から[Sheet Metal.ipt]を開いてください。
    原点を中心とした30×30の正方形をXZ平面にスケッチしてください。
    スケッチ後、[面]コマンドで1mmの厚みを付けてください。

  11. [パンチツール]を利用します。
    一度に複数の穴をあけるために、下図のようにスケッチで[点]を6つ打ってください。

  12. を実行し、押し出しと穴を配置します。
    [バーリング.ide]を選択し、[サイズ]タブから[高さ]を1.8mmに変更します。

    スケッチに作成した穴は、自動的に拾われ、バーリングが作成されます。
    含みたくない点がある場合は、[ジオメトリ]タブで選択を解除します。
    を使用し、板厚込みでバーリングの高さが1.8mmになっている事を確認します。

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