3DCADでデータを変換する際の優先順位(IGES・STEP・Parasolid等)


3DCADを使用していて、取引先とデータのやり取りをする場合、問題になるのがデータの形式です。

2DCADでは、DXF(中間形式)やDWG(AutoCAD形式)での受け渡しが主流ですね。

3DCADの場合は、IGES(アイジェス)、STEP(ステップ)などが多いのではないでしょうか?

IGESは、古くからある形式ですが、私の経験上、変換精度は良くありません。
面が飛び出たり、抜けたりします。

3Dデータを取引先に渡さなければならない!
取引先は違うCADを使用している!
そんな場合にどの形式で渡したらいいかわからない!

そんな場合の優先順位は?

  1. Parasolid(パラソリッド)
  2. STEP(ステップ)
  3. SAT(サット)/ACIS(エイシス)
  4. IGES(アイジェス)

※サイバーエース渡邉の個人的な見解です。

ParasolidやSTEPはかなりの確率でソリッドとして渡す事ができます。
IGESはソリッドになる場合もありますが、大半はサーフェスとして変換されてしまいます。

InventorやSOLIDWORKSのようなミッドレンジ3DCADの場合は、ソリッドとして取り込まれた方がデータが扱いやすいので、取引先がInventorやSOLIDWORKSを使用している場合は、上記の優先順位でデータを渡してあげてください。

購入品をダウンロードするような場合も、この順番がいいのではないでしょうか?

また、最近のInventorでは、AnyCAD(エニーキャド)という機能が搭載され、様々なCADのデータをそのまま読み込むことができます。

上記にあるように、CATIA、Pro/E(Creo)、Solid Edge、SOLIDWORKSなどのデータを、変換せずにそのまま読み込めます。
アセンブリの「コンポーネント配置」から、変換せずに直接読み込み、拘束をすることもできます。
一度お試しください。

話題のFUSION 360

FUSION 360では、Inventorに迫る3DCAD機能、2D製図、構造解析、CAM、レンダリング画像作成まで行うことができます。