アセンブリ内でパーツがミラーされている状態でアセンブリをコピーコンポーネントでコピーしたところ、コピー後のミラーが追従しなくなってしまった

アセンブリ内でパーツがミラーされている状態でアセンブリをコピーコンポーネントでコピーしたところ、コピー後のミラーが追従しなくなってしまう時の対処方法をご紹介します。

トラブル状況

下記のようなモデルのパーツ「ブラケット」をミラーで作成し、アセンブリをコピーコンポーネントでコピーするとします。（ミラーされているコピー元アセンブリ名を「コピー元.iam」、コピー後のアセンブリ名を「コピー元_CPY.iam」とします）

「コピー元_CPY.iam」のパーツ「ブラケット_R_CPY」の編集をしても「ブラケット_L_CPY」が追従しなくなっています。

「コピー元_CPY.iam」の「ブラケット_L_CPY」を開き基準コンポーネントを確認すると、コピー元のアセンブリ「コピー元.iam」のパーツ「ブラケット_R.ipt」を参照しています。

「ブラケット_R.ipt」を右クリックし、「基準コンポーネントを置換」を選択します。
※コピーコンポーネントで作成したアセンブリは必ず一度保存して下さい。

「ブラケット_R_CPY.ipt」を選択し、「開く」をクリックします。

置換を続行する確認のダイアログが表示されるので「ＯＫ」を選択します。

参照先が「ブラケット_R_CPY」に変更されました。

「ブラケット_R_CPY」を編集しアセンブリに戻ります。
パーツ「ブラケット_L_CPY」追従し削除されました。

※上記「基準コンポーネントを置換」機能はInventor2023以降に導入されました。
2023以前のバージョンは使用することができません。

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