2次元図面からのモデルの作成
2次元図面の一部を挿入しモデルを作成する方法をご紹介します。
操作方法紹介動画
操作手順
- パーツを新規作成します。
「D14-1.dwg」を開きます。
D14-1.dwgダウンロード(2010形式) - 2次元図面の正面図のみ挿入し、厚みをつけましょう。
- ウィンドウをパーツに切り替え、XY平面をスケッチ平面に設定します。
ホームビューにしてからブラウザの「XY Plane」を右クリックし、「新しいスケッチ」を選択します。 - ウィンドウを図面に切り替え、正面図のみコピーします。
- スケッチに切り替え、適当な位置に貼り付けます。
画面上で右クリックし、「貼り付け」を選択します。
枠線が表示されるので、適当な位置でクリックします。 - 完全拘束させましょう。
まず、左下の点に固定拘束を付けます。 - スケッチ拘束と寸法拘束は自動で付けます。
「拘束」だけにチェックを入れ、適用を何回かクリックします。「寸法が必要」の数が減らなくなったら、
「寸法」にチェックを入れ、適用をクリックします。「寸法が必要」が0になったのを確認し、完了します。 - スケッチを終了し、200mm押し出します。
- これから側面図を挿入し、カットしましょう。
まず側面をスケッチ平面にし、「D14-1.dwg」の側面図を貼り付けます。向きが合わなかった場合、スケッチ座標系を回転させます。
拘束タブをプルダウンさせ「座標系を編集」を選択します。
X軸(赤)を選択し、先ほど押し出したフィーチャのエッジをクリックし、Enterを押します。
スケッチ座標系の移動や回転は通常スケッチを作成する前に行います。
スケッチ作成後に行うと予期しない結果になる場合があるからです。 - 側面図をモデルの側面へ位置合わせするので、移動先の点となる左下交点を投影します。
- 側面図をモデルの側面へ移動します。
を実行します。
側面図を全て囲み、側面図の基準点を選択し、先程投影した交点まで持っていきます。 - 自動で完全拘束します。
- スケッチを押し出すとき、モデルと重なった部分だけが残るようにします。
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